「メガネの選び方講座初級編2」

「メガネの選び方講座2」
目の中心とフレームの中心の関係

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先回の続きです。今日は初級編

いきなりですが(図1)


目の中心とは....黒目の真ん中、瞳孔の位置

眼鏡フレームのレンズ玉型の中心とは....耳側端と鼻側端を結ぶ線のど真ん中。(なお中級編ではこの常識が変わります)

結論から言うと(図2)


レンズ玉型の中心よりも目の中心が少しでも耳側にくるメガネフレームは
全く論外。私の経験上でいうと、どんなメガネの形状であれこれだけはやってはいけない最低条件です。

目の中心?
玉型の中心?
いきなりそんな事を言われても...と思っている方ご安心ください。

簡単な計算式をお話しします。
まず左右の瞳孔間距離「PD」を把握します。
(図3-1)

 

通販眼鏡店WEBなんかで「ご自身で測ってみて」と書いておりますが、
「歯医者さんは入れ歯は作りますが元の歯はご自身で抜いてください」と言ってるようなもの。PDメーターという瞳孔間距離を測る機械を使うか、
もしくは熟練さんが定規で測るかしか方法がありません。
ぜひメガネ屋さんでお尋ねください。

次に眼鏡フレームのブリッジ幅+レンズ玉型幅「FPD」を測ります。
(図3-2)

瞳孔距離を「PD」と眼鏡フレームのブリッジ幅+レンズ玉型幅を「FPD」として、
PDがFPDよりも多くなったら絶対避けてくださいという事です。
PD>FPDはいかなる場合でもダメということです。

例)
PDが64、FPDが63だったなら
目の位置がレンズ玉型の位置よりも耳側に片眼0.5mmずれていてみっともないからNGというわけです。私の下手な説明でわかるかな?

 そこで皆様には疑問が出てくると思います。
1、PD=FPDだと玉型の中央に瞳孔が来るという事だがはたしてそれが正解と言えるのか。そもそもそんなメガネのフレームを選ぶのは大変だろう?

2、PD<FPDだといいのか?そうなると玉型中心よりも瞳孔が鼻側に来ることになるがそれも限度があるだろう?

あるメガネ店さんが5mmほど内側(鼻側)に目がくるならば許容範囲内と言っちゃってるが決して間違いとはいえない。
公式を使うならば
PD+(0.0〜0.5)≦FPDって事だね

でも厳密に言えばアイメイクを含んだ目や、レンズ玉型の形状、髪型、テンプルの太さや色、、、いろんな要素が絡んでくるんだね。

次回のテーマは「美観的にみる目の中心とは、玉型の中心とは」に関して述べます。次回からはメガネ屋さんも知らない人が多い事項になります。

 

 

「メガネの選び方講座初級編1」

「メガネの選び方講座初級編1」
(サイズを間違うとこういう結果に)

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「私はメガネが似合わないの!」とおっしゃる女性。いったいどんなメガネをお持ちなのか?実際に掛けていただいた。たしかにメガネを外した方が美人さんだ。

素人さんのことだからおそらく自力でそのメガネを選ばれたのだろうと思いきや実際はメガネ店員さんに勧められたのだそうだ。今人気ですよとか、軽いですよとか、お安くなってますよとか、そんな言葉に惑わされたのだろう。私の取引店さんならば必ずNO!と言うはず。そう言えるお店を選んで取引してきたんだからね。

似合わない理由は
*根本的にお顔とメガネのサイズが合ってないんだよね。

 その人をモデルにするわけにもいかないので3Dでモデリングしてみた。(3DCG参照)

 

皆さんは似合わない理由をもっと具体的に説明できるかな?
そこでちょっと問題を出してみよう。
・・・問題・・・
この眼鏡を掛けたことによってこの女性にどんな不都合が出たでしょうか?絵を見ながら空欄を埋めてみてください。

1、顔が〇〇〇見える
2、目幅が〇〇○〇見える
3、頬が〇〇〇〇見える
4、エラが〇○て見える
3、アイメイクをしても〇〇が邪魔で効果がない。

ちなみにこの眼鏡を選んだ事で1つだけ利点もありました。この方は強度近視だったけど思ったよりもレンズが薄く仕上がったのです。でもね・・・いくら薄くてもね・・・これじゃ掛けたくないよね

実は一旦「私はメガネが似合わない」とトラウマを持ってしまったお客さんを説得するのは結構厄介なんだ。拒絶反応から取り除いてあげないといけなくなるからね。こういうトラウマになるようなメガネを売られるとこっちがたまらんのよね

服のサイズはS、M、L、XL...と分かれているが眼鏡の場合はもっと複雑なんだ。素人さんに説明するのは困難だから専門家に任せてほしいと書きたいところだがこの眼鏡を勧める眼鏡屋さんが存在するのならば若干心配だ。
こういう講習は苦手だけど何回かにわけて講習していくね。

次回は「目の中心とフレームの中心の関係」について述べるとしよう。