ネールアーティストさんとコラボ

 

独立する前からいろんなネールアーティストさんとコラボしてきた。

 

あの芸術を爪に施すだけなのは勿体無いからね。

有名なアーティストさんだとメガネの代金よりも高くなる事もある。

最初にお支払いするだけの資金が無いので売れたら報酬をお渡しするという仕組みを組んだんだ。

結局全部売れたけど。

 

また機会があればネールアーティストさんと一緒に作品を作ってみたい。

 

 

 

不思議な作品【poison2】

写真の作品は【poison】

発売当初はみんな馬鹿にして全く売れなかったんだ。


しかしもっと派手なデザインの【poison2】を発表した時にこのpoisonが急激に売れ出したんだよね。

要するにもっと奇抜な作品を提示することによって免疫が出来たんだろうね。


今日は派手な方のpoison2を紹介していこう。



さてさて。これがそのpoison2だ。
ドン引きだよね。言われなくても解ってるから遠慮なくドン引きしてくれ。

初代poisonは何度もリピート生産を繰り返したが、はっきり言ってリピート生産時に初めて我々には利益をもたらされる世界。

しかしこのpoison2は初回生産のみ。それを覚悟の上で作ったんだ。


イラストや3Dモデリング画像ばかりで実物の写真は?と思わるだろうが、先にこの作品のカラバリを紹介するね。

何故かというと我が影郎ギャラリーにはもう2色しか残ってないんだ。取引店さんはまだ売れずに残ってるかもしれないので一応全カラーの紹介を先にしておきます。


作品【poison2】ギャラリーに残ってる2色だ。上はデザートイエロー。砂漠で戦う戦車に使う迷彩色。いわば男カラフル。

下はサンタンスキン。日焼けした肌色を3段階で着色。
奇抜なデザインだからこそ肌の上で擬態化する色をつけた。


チタンは硬い素材だが、支えが無いデザインだから矢印の方向から力を加えれば押されるのでは無いだろうか。面で擦れて大規模な色剥げを起こす可能性が考えられるが作って見なければわからない。


安全策をとってもし力が加わっても点で支えるようなイボを作ったんだ。
結局取り越し苦労だったけどね。





この作品の熱烈なファンの方もいることはいる。
同じ色を3本買った人にその理由を尋ねてみると1本は着用、1本は鑑賞用。じゃもう1本は???老後用だって。

あと北海道旭川eyewearshop北斗@katsundo さんでイラストの魔紫カラーが売れたらしい。買われたお客様は女性占い師さんだって。なるほどね。





作品【KANI】 自然から得る物


作品【KANI】

この作品を作った頃は自然界の見るものすべてにデザインのアイデアが凝縮されていると思った。


そう。蟹を喰っててもアイデアが出てくる。


アイデアが出ないのはつらいとは思うけど出過ぎるのはもっとつらい。だってそんなに多く作れるはずもなくボツにしなくちゃなんないからね



メガネのデザインに殺傷能力があるといけない。つまり怪我させるといけないからトゲは禁物。

でも本当のカニにはトゲがあるからね。

安易に触れると怪我する様な鋭さをトゲ無しで表現するのに苦労したんだ。

眼鏡の奥の目の優しさを強調するための特殊な方法かもね。




作品【KANI】のギャラリー在庫です。






クラシカルレッドとアンティークレッドはラスト1本のためギャラリーのみの販売となります。

森の時計はゆっくり時を刻む


北海道 #富良野 の北の峰に「森の時計」という喫茶店があってね。


倉本聰さんのドラマ「優しい時間」のロケセットをそのまま使ってる素敵な場所。

柱の壁掛けに書かれてあった文章をそのままこのメガネの作品名にしたんだ。


【森の時計はゆっくり時を刻む】


メガネの作品名としては長いよね。


どうしてこんな作品名をつけたのか?
そもそもメガネのデザインにどんな意味が込められてるのか?

粋な答えを用意できればカッコいいんだけど、

実は何も意味はないんだ。

でもこの作品は大人の人に掛けて欲しいよな。


ツルツル肌は綺麗。でもお爺さんお婆さんのシワシワなお顔ってもっと美しいと思えてきたんだ。その皺にいろんな歴史が刻まれているようでね。

とにかくこの作品は最初から傷だらけで作りたかったんだ。そのためには砂打ちのマット処理ではなく金属タワシの様なもので無骨に傷を付ける必要があった。



作品「森の時計はゆっくり時を刻む」
本当はブラック、ダークブラウン、ライトブラウンの3色展開ですが影郎ギャラリーではダークブラウンは完売してしまいました。

ブラックはこちらです。




実はこの作品にはやろうとしてやらなかった計画があったんだ。

それは【テンプルに歯形を入れる事】

工場の人に話したら影郎さんが噛めばいいじゃん!って怒られた。

人間の歯形はかなり大きいのでそれを縮小した金型を作り、それを熱してテンプルに押し付ける計画を立てたが経費かかるのでやめた。



ここがこの作品のヒントとなった喫茶店 #森の時計

この頃は #富良野 へは毎年旅に出て1週間ぐらいはここの住民となった。当時はLCCもないので旅費代がバカにならず、 そのたびに旭川の取引店eyewearshop北斗さんでトランクショーをやって旅費を稼いだものだ。



ここが舞台となったドラマで言ったセリフで、
「早く動く時計は今の技術ではいくらでも作れるらしいけど、1年で針が1周する様なゆっくり動く時計は作れないらしいです」

作ろうと思えば作れるだろうけど、ゆっくり動かすという発想が現代人には無いのだろう。