メガネの選び方講座初級編 10

【お顔の長い人、短い人のメガネ選び】

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 実は今回の話題を載せようかどうしようかを迷ったんだ。
「そんな事誰でも知ってるよ」って言われそうだからね。でもこの講座はメガネ屋さんの為の講座ではなく一般の方向け講座なので勘弁してほしい。

 ところで
 貴方のお顔は長いですか?

 それとも短いですか?

実際は調べる方法もあるんだけど、

解らないなら所詮解らない程度の差なので気にしなくていい。自由にメガネを選んでくれ。

今回の講習は真剣に長い、短いで悩んでいらっしゃる方への講習だ。

 

 

{要はポイントを目の上に持ってくるか、下に持ってくるか}

*顔が長い人が短くしたければポイントを下にする。
(アンダーリムはもちろんフロント上部が下部よりあっさりしたデザイン)

*顔が短い人が長くしたければポイントを上にする。
(ブローフレームや普通のナイロールフレームはもちろん上部に装飾されているものやカラーによる差も含まれる)

 

説明だけでは理解しにくいと思うので図17は悪い例
図18は良い例としてCGを貼り付けておきます。

 

 

 

 

 繰り返しますが長いか短いかが解らない方はそれほどに違いが無いという事なので自由にメガネを選んでくださいね。

 さて次回のテーマはどうするかな。
「シワ隠し」「ほうれい線隠し」という女性にとっては大事なテーマも残ってるんだけど、その話題に触れるのはちょっと躊躇するんだな。

 #メガネの選び方講座初級編

 

メガネの選び方講座初級編 9

【仕事用メガネの定義は2通りある】
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 私のギャラリーにも選挙前の議員さんが来られたことが2〜3度ある。選挙に受かるかどうかの大切なチョイスなので責任重大。だからその場合はご本人のご要望を一切聞かず勝手にメガネをコーデさせていただくんだ。でも普段はお客様の御要望も聞くだけは聞くようにしているんだ。従うかどうかは別としてだけどね。

「仕事で使うメガネが欲しい」
 
そんなご要望をおっしゃるお客様は実は結構難しい。
その人が希望する仕事用メガネとはどうやら2通りに分かれるからだ。

図15は出来るだけオーラを消して顔を覚えられないように存在感を消せるメガネという意味。

図16は出来るだけオーラを出し顔を覚えてもらい仕事を有利に進められるメガネという意味。その場合のオーラはその仕事にふさわしいオーラであることが条件。

 

 口では顔を覚えてもらいたいとは言っておきながら心の奥底には顔を覚えられたくないという魂胆が見えることがある。その奥底も察しなければならないから結構難しいんだよね。 せっかくギャラリーにまで私を頼って来てくれるお客さんなのに顔を覚えられないようなメガネをご希望の方は皆無に等しい。

 

そもそも顔を覚えられたくない職業ってどんな職業なのかが解らない。刑事さんか泥棒さん以外にどんな職業があるのだろうか?オーラを消すメガネは私は残念ながら作ってないのでもしギャラリーに来られても御帰りいただくことになるがまず一度もそんなケースは無かった。でも、一般のメガネ屋さんならばそんな人が来ても不思議じゃないから注意してかからなければならないね。

 問題なのはどんなオーラを演出するのかが重要。
まずお聞きするのは

*どんなお仕事か?
*どんな部署か?
*対する人はどんな人が多いか?
*その時の服装は?

これだけの資料をもらったあとはお仕事上での客の立場に立ってその方の受けるイメージを客観的に分析する。
議員さんの場合は選挙ポスターの事もあるのでその人の直観的な欠点を克服出来るオーラをメガネで補う必要がある。
もしも芸人さんだったら目の前でその芸人さんの持ちネタまで見せてもらいたいぐらいだね。そして足りない部分をメガネのデザインで補うわけだ。
 私の作るメガネは単なる絵具でしかない。
お客様をキャンバスにして絵を書くのはこの段階なんだ。そして芸術が生まれるんだ。

 

 

 たまにはもう少し踏み込んだ質問をすることもある。
(本当は質問せずとも客観的に解ってはいるんだがね)
「あなたは会社でまわりからどう思われているか?」
「それに対して貴方自身は満足しているのか、もしくは改善させたいと思ってるのか」・・・・

など必要と感じた事ならそれを確認した上でコーデするようにしている。でも普段はお客様の要望はあまり聞かず頭の中で絵を描くようにしている。一番大切なのは第1印象だから一緒に生活してみないと見えてこない部分はこの際無視してもいいんじゃないかな。

 この作業は一見楽そうに見えて結構頭を使ってるんだよね。だから面白半分に「俺もやって」なんて言わないでね。まるで薬を処方する為に事細かに問診し考える医者のようなものなんだ。

 

 お客様完全放置型のメガネ屋さんってそう考えると楽だと思う。メスと針と糸はここにありますので勝手に手術してくださいね!って言ってる医者と同じだもんね。職務放棄されてるんだから値引きしてもらわないとわりに合わないよね。

ご自身が好きなメガネだったかどうかは別にして、そのメガネでお仕事が有利に進むのであればそのメガネ屋スタッフさんの腕がよかったわけだ。FANになって決して離さないようにしなきゃね。

#メガネの選び方講座初級編

 

メガネの選び方講座初級編 8

「メガネの選び方講座初級編8」
日本人と外国人 頭蓋骨の違いとメガネの違い
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ブランドを立ち上げたからには海外進出もしたーい!!!

当初そういう野望は私にもあることはあった。実際に一度フランスの超有名眼鏡店に作品を置いてもらった事があるんだ。


もともとは日本人頭蓋骨向けに考えたデザインゆえ欧米諸国に送る場合は鼻パットの形状を交換する必要があったのだけど実際は鼻の当たりの問題だけではなかったんだね。掛け具合がどうのこうのの問題じゃなくて欧米人の頭蓋骨には全く似合わなかったんだ。

それ以来海外進出はやめちゃったんだ

(外人さんという表現は適切ではないと思われるがめんどくさいのでこのまま行く。主に欧米諸国の方の事を外人さんと今回は呼ぶ)


「外人さんはいいよね
顔は小さいし鼻が高いし・・・・」なんてヒガミの言葉をよく聞く。


厳密にいえば目の位置関係や上顎下顎の位置など日本人とはいろんなズレがあるのだが

決して外人さんの顔が小さいのではない。頭蓋骨の体積としてそんなに変わらないと思う。
図を見てくれ

 

 

 

要するに頭蓋骨が横に広いのが日本人で、

奥行きがあるのが外人さんなんだよね。

 

でもたまにいるんだよ。

外人さんの頭蓋骨のような日本人がね。

そんな人は海外品を買える特権を持ってるんだよね。(でも影郎デザインは似合わないからご勘弁)

 

 

 

 

メガネの選び方講座初級編 7

「メガネの選び方講座7」
とても大切な3つのキーワード
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今回はいきなりまとめからね。
結構大切な事だからしっかり覚えてね。

メガネデザインで美男美女を作るのに欠かせない3つの要素
 *小顔を作る事
 *お顔に立体感を出す事
 *目を大きく魅せること

細かい事をいえば他にもっとある。
たとえば私のブランドの使命として「オーラを纏う事」なんかね。でも今日はこの3つだけまず覚えて。

 

たとえばメガネを掛けたことによって顔が大きくなったりしたら私はそんなメガネは失格だと思う。
「私のメガネなら大丈夫ですよ」なんて事は一言も言ってないぞ。

何度も言うが私のメガネは絵の具でしかない。その絵の具を使ってどうやって3つの要素を満たすかというコーディネートの問題なんだ。

 

ちょっとテストをしてみよう。

3種類の玉型を用意した。

それぞれ丸型、四角、フォックス型だ。

目尻の形状、玉型のライン、フェイスラインを考慮してどの位置に玉型が来るのがベストだと思う?

 

 

理数系型の思考に長けた方は「じゃー何ミリがいいの?」という疑問が出てくるだろう。無理やり「似合う」の方程式を確立しようとされるのも無理はない。しかし美術を方程式で括れないのと同じでそんな容易いものではないんだ。

 

たとえば一番上段の丸い玉型を例にしてみよう。

左の位置関係ならば顔がデカく見えるが強度近視の方はレンズが一番薄く仕上がる

右の位置関係ならば顔は小さく見えるがレンズが分厚い。

そのメリット、デメリットを目の錯覚を利用して克服するデザインのマジックが存在する。

 

デザインは実に面白い。

そんなデザインのカラクリに気が付いてくれるメガネ屋さんは我々にとって心強い味方だ。

 

#メガネの選び方講座初級編