メガネの選び方講座初級編11

メガネを選ぶ時の距離にはご注意を

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メガネ屋さんでメガネを選ぶ際には当然鏡に映った姿を見る。近視の人が多いから手鏡を30cmぐらいに近付けて見てらっしゃる。

 実はこの行為は私のデザインにとっては結構不利なんだ。

なぜなら30cm近くで見た時のビジュアルってあまり考慮してないデザインだからだ。

 

 

 宝塚の女優さんって凄いメイクをしてるでしょ?
でもあれは舞台メイクであって2階席からでもメリハリや表情の演技も解るようにしたいからそうするんだ。30cm手前に客なんていないからね。メガネをデザインする時も30cmの距離の事は全く考えてない。だって貴方に30cmまで接近出来る人ってよほど愛する人か愛する眼鏡デザイナーだけでしょ?

 

図19をご覧ください。

 


大体で申し訳ないがこれが彼氏彼女が貴方を見つめる距離であり、そして手鏡を持ってメガネを選ぶ距離である。

Aは黒いプラスチックフレーム
Bは地味なナイロールフレーム
Cは私の作品KILIKO

この距離で見るとBの地味ナイロールは全然地味じゃない
むしろ私の作品なんかはやり過ぎだよね。まさに舞台女優のメイクだ。

 

 

図20は人と対話する距離。


Bはとたんに地味になる。目が悪いと訴えているようなメガネ。Cの私のメガネは30cmで見た時よりも顔に溶け込んでいるのが解るかな?

 

 

図21は街で見かける距離


実際はこの距離が一番多いんだよね
Bはちょっと痛々しい。
Cの私のメガネもさっきまでは派手だったのに急に薄らいできてしまってるでしょ?私のメガネの長所であり欠点でもある。この距離で存在感があるのは実はAのプラスチックフレームなんだ。

 

 

最後は図22。

宝塚の舞台を最前列で見る距離。
全部アウトになってしまったでしょ?これでは足りないんだよね。メガネアイドルさんが遠方からでも確認できるプラスチック製の赤のメガネを掛けてる理由がおわかりでしょ?

 

 でも舞台に立つ女性でなければ2〜3M先を意識してその距離から鏡をみてのメガネ選びをしてください。

(もちろん30cm手前の彼氏にだけもてたいのなら30cmでいいけどね。)

するとお客さんは決まってこう言う。
2mも離れると鏡が見えないよ!ってね。
実はぼやーってしてた方が好都合なんだよね。
「メガネを掛けているのかどうかがギリギリわかる距離まで近づいてください」というんだ。ボケた状態でもいいからその位置で掛け比べていただくのが一番判断しやすいんだよ

 

 

まとめにも書いておきましたので御覧くださいませ。
今日も長文失礼しました。

 

余談だけど鏡がはっきり見えない近視の人のために着用写真を写してあげるあの機械。あれってあんまり効果ないんだよね。自分の無防備の時の顔って正直見るのも嫌じゃん?そうなるとメガネ選び自体も嫌になるんだよね。私だけかな。もしやるならばプロカメラマン並みの人に撮ってもらうといいけどね。

#メガネの選び方講座初級編