パーソナルカラーと程々に関わる方法3

 この投稿は眼鏡店様向けです。一般の方はスルーしてね。

 

 メガネ屋さんにとってパーソナルカラーを知る事は検査や加工技術を取得するのと匹敵するぐらいに重要になってきました。しかもやってる所が少ない今だからこそ差別化を図れるチャンス。でも生半可な知識で乱用してしまうと痛い目にあいますよ。

 今回は本を読んだ程度の生半可な知識のままでも少しだけ活用出来る方法をお伝えしたいと思います。しっかり勉強してらっしゃる方が見てたら笑わないでくださいませ。 パーソナルカラーと程々にかかわる方法1から読まれる方はコチラ

****************************************

 

【イエローベース、ブルーベースどう探る?】

序章でもお話ししましたがここから先はある程度パーソナルカラーについての「いろはのい」をご存じの方しか解らないお話しかもしれない。よろしければ安い本で良いのでまずは読んでください。

 

パーソナルカラーにはいろんな流派があると聞いた。

 

イエローベースブルーベースかの2種に分ける流派。

 

*2種のベースカラーに加えそれぞれツヤがあるかマット調かに分類し4種に分ける流派

  ツヤ   +イエローベースは  (SPR)

  マット+ブルーベース は  (SUM)

  マット+イエローベースは  (AUT)

  ツヤ   +ルーベース   (WIN)

このようにパーソナルカラーをフォーシーズンの名前に例えて表現されてる。

なんで春夏秋冬という表現なのかが男の私から見れば余計に不可解なのだが女性好みのオシャレな表現方法なのだろう。いずれにしてもイエローベースかブルーベースかを探る点で各流派は共通しているように思われる。

 

ベースカラーは肌の色や唇の色、瞳の色、髪の色などで判断されるらしいが、

その時点で私はまず行き詰ってしまった。

 

だってファンデーションされたり、髪の色を染められたり、口紅を塗られたりしたらわからないじゃん!たとえ化粧をしてなくても肌を見るだけではブルーベースかイエローなのかもわからない。もともと芋焼酎と麦焼酎の味の違いすら解らない私だ。そんな微妙な違いを私に判断できるはずがない。仕方ないので少々高額の肌スケールを買ってきて肌にあてがってみてようやく違いに気付いたってわけだ。

 

 

【本当の探り方とは】

 福島県新白河の取引店「Coco SHINWA」さんの奥様はオプティカル・カラー・プランナー(O・C・P)の資格をアメリカで取得されたカラーのプロフェッショナルだ。なんでも日本でも24人しかその資格を持ってないという強者だ。困りはてて私は彼女にやり方を教えてもらったんだ。

 

彼女はこう言った。

「午前?時ごろの太陽の自然光がさす部屋の中で、目の白い部分を見て判断する」とのことだった。

 

・・・・・正直そんな事やってらんない。

 

その時点で私はこの道を究めるのはやめる事にして「程々にかかわる道」を選んだというわけさ。つまりお客様に診断結果は告げないが自分の中だけである程度の予測をつけるというやり方だ。情けないだろう?

 

 

【程々に関わる判断グッズの製作1】

〜肌の色を調べる〜

ご本人に診断結果を告げるという責任から逃れられた私は自作の簡易肌スケールを作ったんだ。

高額だった肌スケールは持ち運びが厄介なので、精度は低いが持ち運びに便利な名刺大のコンパクトなものを作ったんだ。ギャラリーに来られるお客様やトランクショーなどで私が財布から出すのをご覧になられた方もいらっしゃるだろう。

 

 下は見本だが実際のは高額の肌スケール帳から切り刻んで貼り付けてありいつ何時でもベースカラーを調べられるように財布に忍ばせてある。(高級スナックなんかで「ママさん。君のベースカラーを調べてあげるよ」なんて声を掛けこの簡易肌スケールを出したらモテモテ間違いなしだが未だそういう機会はない)

 

 

 

お判りかもしれないが上半分がイエローベース、下半分がブルーベースとなる。

これを首筋や腕なんかに近付けて上下どちら寄りかを調べるんだ。

結構解るぞ。

 

【程々に関わる判断グッズの製作2】

〜マット系かツヤ系を調べる〜

先ほどの簡易肌スケールは肌色を調べると同時に右半分はツヤ系。左はマット系に分けてはいる。でも正直言ってこの簡易スケールだけでマット系かツヤ系かと見極める判別は私には全く出来ないんだ。だから別のグッズを作ったんだ。

 

  

左がツヤ系。右がマット系

最初の目論見ではこの2枚のシートを身体の近くに置くだけでその方はどちらかに拒絶反応を示されるだろうと思ってたんだが、、、

 

そんな事をせずとも

私にはメガネで判別できる事に気付いたんだ。

だってメガネほど顔に近づけれるものってないでしょ?

 

つまりマット派かツヤ派かの判断基準は私の作品を掛けてもらって判断してるんだ。

男性ならば作品「EGO」の黒ツヤと黒マット

女性ならば作品「AIDA」の黒ツヤと黒マット

この2作品のデザインはご本人の好き嫌いは別にして誰にでも似合うデザインだ。その同じデザインでマットやツヤかを見極める。

 

黒ツヤも黒マットも2つとも似合う人はまずいない。

どちらかが受け入れられてどちらかが生理的に拒絶される。

どちらも掛けてもらって鏡をお見せするだけで私ごときが判断するまでもない。

そのお客様の表情を見ているとマット系かツヤ系かの答えを瞬時に教えてくれるんだ。

 

【内緒の診断のあとに初めて答え合わせ】

これでマット系かツヤ系か、そしてブルーベースかイエローベースかが解った。

その2つが解ると当然その人のフォーシーズンのパーソナルカラーも答えが出る。

また後日紹介するが、その人の持ち物や服装の色や質感も確かめながら確信を得ていく。

 

そこで答え合わせだ。

私はそこで初めてお客様にこう尋ねる。

「貴方のパーソナルカラーをご存じですか?」とね

私の感覚では約半数の方がご存じだ。

しかし信頼は出来ない。その人達全員がCoCoSHINWAさんのようなプロフェッショナルな人に尋ねたわけではないからね。ひょっとしたら自己判断されただけの答えかもしれない。

 

自分の答えと合っていたなら「詳しくは解りませんが私もそう思うんですよね」と誇らしげに言う。

 

もし違っていたなら見栄を張らずに「予想を外してしまいました」と素直に負けを認める。要するに予想を外すぐらいに見分けが困難な方だという事実が解るだけでも大きな収穫なのだ。服装の色に迷いがある方だったり、似合う色と欲しい色との差が大きい人だったりというような情報も得る事が出来るのだ。

 

ここまでの一連の作業は大体5分以内に終わらせる。

大切なのはこれから先だ。つまり導き出したパーソナルカラーでどうやってその人に似合うメガネを提案できるのかが重要なんだね。

 

 

 

このままの勢いで最後まで書き終えたいが、

そろそろ日曜から始まるギャラリー一般公開に気持ちを切り替えるので

この続きは次の機会に

 

パーソナルカラーと程々に関わる方法4はコチラをクリック

 

【おまけ記事】

北海道でチェーン展開をしてらっしゃるメガネのプリンスさんが

こんなスマホアプリを発表してたぞ。

「メガプリ-パーソナルカラーサーチ」(AppStoreで「メガプリ」で検索)

顔写真を撮ってその人のパーソナルカラー(春、夏、秋、冬)を検出しお店の定番メガネから選ばれたデザインをバーチャルで顔画像に乗っけてみて気に入ったら通販というサイトだ。パーソナルカラーが機械的に瞬時に解るのならとてもありがたいアプリじゃないか!!もしこんなのが世に出回ったら焦る職業の人も多いだろうに。

 

どこまで信憑性があるのか解らないのでさっそく自分の顔で実験してみた。

1回目=冬

2回目=秋

3回目=冬

4回目=夏

ってかバラバラやん!(正解は夏)

写真の撮り方が悪いのかな?もう少し工夫してみる。