廃番「PANDORA」の再生産を考えてみる。

来月発売の新作「メサイア」

実はその次の作品に関してはまだ手をつけれてない状況なんだ。

 

ネタが尽きたわけではない。

アイデアの種はいろんな方向に新しい枝を伸ばし実がなる頃だろう。つまりA案がこけてもそのあとにB案、C案と用意は怠らない。

しかしそこで新たな計画を思いついてしまったから実に厄介なんだ。

 

それはおよそ9年前に初回デザインを出し今や廃番となっている作品「PANDORA」の再生産という計画なんだ。

(話は逸れるが私は還暦間近でありながら廃盤と廃版と廃番の意味の違いを知ったのだ。えらいだろ?)

 

 

この計画のために既に用意していたA,B,C案ともにストップさせている。

ただその当時の作品を再生産するには数多くの問題が浮かび上がる。

当時PANDORAに使っていたテンプルを製造する金型が老朽化のためにもう使えない事にある。金型一つで新車が買えるぐらいの金額を要するのだがそれを左右そろえるほどの財力は無いからね。つまり現在通常使用のテンプル形状の金型を利用する事にある。

 

そしてカラーバリエーションも問題にあがる。

この作品に関しては過去にいろいろ試してはみたものの黒とシルバーとアンティーク調のパープルしか合わなかったんだね。

 

あれこれ頭の中で考えてみたがバリエーションの少なさは変わらない。3Dモデリングで実物に近い感覚でシュミレーションしたものの新たな色のアイデアは浮かんでこないんだ。

 

9月以降しばらく新作の発表は出来ないが納得するまで作るつもりもない。

しばらく時間が欲しい。

 

 

 

8月新作「メサイア」完成予想図公開

「Amelie」はわざわざ彫っている

  

新作「Amelie」

発売後にギャラリー一般公開日を2回開催したが販売数は過去の作品中最高となっている。ありがたい話だ。

でも私のギャラリーでメガネを買いに来る人は普通の眼鏡では満足していない人ばかりなので自惚れてはいけない。

 

 さて私はメガネのこだわりポイントをしらじらしく宣伝するのはあまり好まない。

でも今日はそうせざるを得ない事態になってしまったのでちょっと我慢して聞いてほしい。

 

実はあるお店でお客さまがこう指摘したそうだ。

「フロントの上部の塗り分け部分にバリのような段差が生じている。これは製作ミスか?」という指摘。

 

違う違う!!!

下手なマスキングで塗装が盛り上がっているわけではない。

 

ここは掘ってあるのだ!だから当然段差が生じてる

 

下の絵は塗装前。

2回言うがわざわざ掘ってあるんだ。

  

 

ここを掘らなくてもマスキング技術だけで色分けは出来るのだが平面な部分で色分けするのは安っぽい。

(ぶっちゃけ言えばここを掘らなければもっと値段は安いはず)

それにこの作品に関してはフロント上部の側面は出来るだけ薄く見せたかったんだ。ペランペランのシートメタルみたいにね。

 

作品「PORNO5」も2mm厚のチタン材を1mmぐらいの深さにドリルで掘ってある。

 

どうせ掘るのならPORNO5のように深く掘ればそんな疑いも掛けられないのだがアメリに関しては0.5mmぐらいの深さでしか掘ってない。PORNO5は装飾的な意味合いだけだったのだがAMELIEはレンズを固定させるための部分にも関わってくる。つまりそれ以上掘るとレンズが外れやすくなってしまうから浅く掘ったんだ。

 

3回目だけどもう一度言います!

ここに段差があるのは下手なマスキング塗装の盛りあがりではございません。

実際に、実際に、彫ってあるンス!

 

 

新作「アメリ」製作秘話1はコチラ

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